
現場のリアルな声が知りたいな。
このような悩みを解決します。
こんな方におすすめ
- 小学校教員を目指している
- 小学校の先生の仕事が気になる
- 小学校教員の仕事はどんなところがきついのか知りたい
先生の仕事がブラックであることが世の中で知られるようになり、教員採用試験の倍率も年々下がっている状況の中、本当にこのまま先生を目指していいのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、
ブラックと言われているけど実際のところはどうなのか。
きついとしたら、どんな点がきついのか。
リアルな現場の声を聞きたいという方のための内容となっています。
それでは、早速見ていきましょう。
現場でリアルに聞く小学校教員のきつさ
リアルに現場で聞くきつさについての声は以下の通りになります。
- 生徒指導及び保護者対応
- 児童下校後から退勤時間までの時間の少なさ
- 行事の計画・会議・準備
- 成績付け
- 授業準備
大半がこれらのことで現場の仕事が圧迫されているように感じます。
それでは、それぞれについて詳しく解説していきます。
生徒指導及び保護者対応
やはり一番時間と労力がかかるのが、生徒指導と保護者対応です。
生徒指導には、些細なケンカから重大ないじめ問題、教師の指導に対する子どもの不満など本当に様々なケースがあります。
子どもが学校にいる間に、トラブルに関する聞き取りをしたり、話し合いの場を設けたりして、なんとかその日に解決できるように全力を注ぎますし、帰った後には、どのようなトラブルがあったのか保護者へ連絡をしなければなりません。
トラブルに複数人が関わっていた場合には、そのすべての保護者に連絡を確実にしなければなりませんし、全員にすぐ連絡が取れればいいのですが、保護者も仕事をされているので、繋がるのが18時、19時ということもざらにあります。
そして連絡を入れ終わると、管理職等にどうであったか、今後の対応はどうしていくかを報告する必要があるため、帰る時間が遅くなっていきます。
気も遣い、時間もかなりかかるとなると、きつさを感じることも無理はありません。
また、ここに時間をとられると、他の業務が進まないため、仕事が逼迫していくことになります。
放課後の時間の少なさ
保護者への対応に時間を取られると他の仕事が進まなくなるのは、その通りなのですが、そもそも子どもたちが下校してから定時退勤までの時間が短すぎることも、この仕事にきつさを感じさせる要因となっています。
中学校なら、放課後に部活動の指導が入るわけですから、定時までに進める必要がある仕事が終わるわけないのです。
小学校なら下校から大体1時間しか残されておらず、明日の授業準備(理科の実験がある場合はさらに厳しい)や行事の準備、学年通信の作成や校務分掌の仕事(提出文書の作成など)、研修レポートの提出などをこなしていこうとなると相当効率良く働かないと厳しいです。
やはり子どもたちをもっと早く帰して、放課後にせめて2時間は確保できると、このきつさも軽減できると思います。
イベントや行事の計画・会議・準備
放課後の少ない業務時間の中でこなさないといけないのは、学級に関する仕事だけではありません。
学校全体に関わる行事や、学年で行うイベントについても同時並行で作業していかなければいけません。
学校全体に関わることならば、一般企業でいうところの企画書にあたる全体計画を出し、その全体計画をもとに該当の先生方で会議を行う。
その会議で出た意見を踏まえ、全体計画を修正した上で本会議に提案する。
もちろん、その本会議でも様々な意見が出るため、それらを踏まえた上で最終決定を行う。
これらを経て、ようやく実際に動き出せるというわけです。
短い時間でパッパと決まっていけばいいのですが、教職員の会議はなんと言っても長い。
みんなで決めるということをとても尊重しているため一つ一つの物事を決めるのにも本当に時間がかかるのです。
ここも業務を圧迫し、職務全体をきついと感じさせる要因になっています。
成績付け
成績付けは教員の仕事の非常に大切な部分でありますから、きついという言い方をするのはどうかと思いますが、特にきつさを感じさせるポイントとして挙げると、一人ひとりに記述する所見と言われるものです。
一人200字程度(これより少ない学校が多いとは思います。)で、各学期の特に輝いていた部分についてまとめる作業は中々に大変なものです。
30人学級の場合は、ざっくり6000字程度(原稿用紙15枚分)の文章を作成しなければならないと考えると、その大変さも実感できますよね。
ただ、最近では所見をなくして、懇談を行うという学校も出てきており、業務改善の兆しが見えてきていることは確かです。
所見についてお困りの場合は、ぜひ様々な方のアイデアを参考にすると時間短縮につながります。
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授業準備
授業を行うことも教員の仕事のメインですので、きついというのは憚られますが、授業の準備は結構大変なものがあります。
確かに教科書に沿って、淡々と教えて問題を解かせて終わりということならば授業準備も5分足らずで終わるかもしれません。
しかし、基本的に先生という人たちは、子どもたちがより深く学ぶためには?どうすれば興味や関心が高まるのだろうか?と考え、授業を作ります。
そうすると、子どもが下校から定時退勤までの時間の中で6時間分の授業の流れを考え、資料等を準備し、ワークシートを作るということは不可能に近いわけです。
年数を追っていくと、前にやった流れが染み付いてくるため、この準備の時間も短くできるようになりますが、新卒から数年は、授業を考えることも一苦労だと思います。
ここも日々の業務や心理的な負担感、圧迫感につながり、きつさを感じさせる要因になります。
しなくてもいいけどするからきついこと
以上、小学校教員の仕事にきつさを感じさせる5項目について紹介してきました。
ここからはしなくてもいいが、してしまっているために自らの首を絞めることになっている業務について紹介します。
これらについては、やったほうがいいかもしれないが、やらなくていいことに当たりますので、もしもご自身に当てはまっている場合は一度見直してみるべきです。
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丸つけ・コメント記入
まずはなんと言ってもプリントの丸付けやノートへのコメントです。
授業のふりかえりをノートに書かせ、それに対してコメントを書いていると時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。
しかも全員違うコメントとなるともう大変です。
せめてハンコを押すだけにするか、そもそも回収をしないというのが吉だと思います。
でなければ定時退勤なんて不可能です。
また、プリントの丸付けもそうです。
教員がすべてのプリントを毎回丸付けしていたら時間なんていくらあっても足りません。
なので、丸付けは基本的に自分でさせるようにしましょう。
学級通信の作成
学級通信もそうです。
そもそも出さなくてもなんら問題はないわけで、出すにしても一言「こんなことしました!」と書き、あとは写真を載せておけばいいのです。
それを毎回、文章もレイアウトも凝ってしまうと時間がなくなってしまいます。
また、学年でも合わせないといけませんし、次にその学級を持つ先生への期待、負担にもつながってきます。
なので、基本的には出さないか、簡素なものにすることが時間にも周りにも優しいのではないかと私は考えます。
プリントの印刷
最後に、ICT機器が普及しているこのご時世で、プリントを大量に印刷していると帰る時間も遅くなってしまいます。
作った問題やスキャンしたプリントをICT機器を使って一斉に配布する。
また、解答も配布しておき、問題を解いたあとは自分で答え合わせをする。
これだけで大幅な時間の削減につながります。
日々の授業においてもワークシートや資料はICT機器で配布すると、配布もそうですが、回収も楽ですので、ICT機器はフル活用していきましょう。
教員の仕事がつらい・きつい時のメンタルの保ち方
小学校教員の仕事につらさやきつさを今まさに感じている方も多いと思います。
気分がものすごく落ち込んでいたり、本当にメンタルがボロボロになってしまっている。
そんな時はどうすればいいのか、実際に私が行うメンタルの保ち方を最後に紹介します。
学期・学級の終わりをカウントする
1年で必ず今持っている学級が終わるという点はこの仕事を続けていく上で心の支えになります。
学期にしてもそうですが、長くて4ヶ月で長期の休みが訪れます。
なので、今とても苦しい環境の中にいて、耐え抜いている方は
「後何日で学期が終わる。」「もう少しでこの学級が終わる。」
とカウントしてみてください。
少しでもそのカウントが心の支えになるはずです。
自分ではどうにもできないと割り切る
学級や保護者の対応で疲れている場合は、一層のこと自分では無理だと諦めることも心の支えになります。
教員は、真面目で心優しい方が多いので、
自分のせいでこうなってしまった
どうにかできないのか
周りからどう思われるのだろう
なんてことを考えてしまうのではないでしょうか。
でもこう考えてみてください。
誰が持ってもこうなってしまう。
自分にはこれくらいが限界だ。
自分はよくやってる、もうこれ以上は仕方ない。
このようにして諦めてみるのも心を保つためには必要だと思います。
そして真面目に一生懸命頑張っている子に力を注ぐことに集中する。
そうすると少しは今の環境への見方も変わってくるのではないでしょうか。
家に帰ったら自分の好きなことを必ずする
気持ちが沈んでくると日々が仕事で手一杯になり、自分の趣味の時間を取る気力も減ってきます。
しかし、ここであえて趣味の時間を確保してください。
とにかく一日を仕事だけで終わらせない。
この時間のために今日の仕事は頑張ったんだと味わうようにする。
すると趣味の時間で心が少しずつ上向いてくることもあります。
とにかく帰っても仕事のことばかり考えてしまうという状態が一番いけません。
また、趣味でおすすめなのは運動です。
ウォーキングなんかは頭の中が整理されやすいですし、筋トレは気持ちを前向きにしてくれます。
私自身もウォーキングと筋トレはできる限り毎日行うようにしています。
おすすめ筋トレグッズ
参考までに自宅で簡単にできる筋トレグッズも載せておきます。
確かに少し家でのトレーニングも始めてみようと考えた方はこちらの商品もチェックしてみてください。
実際私が使っているもので、これさえあればある程度の筋トレは行うことができます。
終わりに
本当に日々たくさんの業務やトラブル対応があり、心身ともに疲弊している方も多いと思います。
これから教員を目指す方に言いたいことは、確かにきついことも、思っていたのと違うと感じることも多々ある仕事です。
ただ、子どもの成長を近くで感じたり、子どもたちと共に喜んだりする瞬間は、本当にいい時間だと感じます。
他の仕事にも楽しいことやしんどいことがあると思いますが、それは教員も同じです。
ここまで述べてきたきつさを踏まえ、将来どうしていくのかじっくり考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
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