
おすすめの米国株ETFといえばVYM、HDV、SPYDの名がよく挙げられますし、みなさんも投資をする身としては1度は聞いたことがあると思います。
この3つが人気が高いということはわかるのですが、3つも投資先の候補を挙げられると、どこにしていいかわからなくなってしまうという投資初心者の方も多いはずです。
ということで今回は、VYM、HDV、SPYDそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
今どこに投資しようか悩んでいる方、他のETFに投資したけど今のままでいいか悩んでいる方はこの記事を読んで参考にしていただければと思います。
こんな方におすすめ
- おすすめの米国株ETFが知りたい方
- 自分の投資先に不安を抱えている方
- VYM、HDV、SPYDの違いが知りたいという方
そもそもETFとは
資産運用、株式投資におすすめな人気の高い投資対象がETFです。
ETFは多くの上場企業に幅広く投資できる金融商品であるので、分散性に優れています。
ETFを1つ買うことで数十、数百の企業に分散投資したことになるので、リスクを大幅に減らすことができます。
例えば、100社の企業に分散投資しているならば、その中の1社が倒産したとしても受ける影響は100分の1です。
それに比べ、1社にのみ投資している場合は、その会社が倒産してしまえば投資が水の泡になってしまいますからETFのリスクの少なさはわかるはずです。
ETFの良さはもう1つあります。
それは運用会社に投資を任せておけるという点です。
運用会社がどこの企業に投資するかを考え、銘柄の組み替えなどを行ってくれるため、自分で企業の決算や経営状況をチェックする必要がありません。
投資に手間をかけたくない、多くの時間を取られたくないという方には持ってこいの商品がETFなのです。
今人気のETFとは
このような利点の多いETFで今、特に人気が高い商品が
VYM、HDV、 SPYD
の3つです。
現在、人気の高い3つですが、いったいどこに投資すればいいかという点は投資初心者にとってかなり悩ましい問題です。
実際、私もこの3つのどこに投資するかはとても考えました。
では、ここからはそれぞれの特徴について紹介していきます。
ぜひ、自身の投資の参考にしていただければと思います。
それぞれの銘柄数
では、まずそれぞれのETFで投資されている銘柄数を見ていきます。
VYM...399
HDV...75
SPYD...80
3つの中で特に多くの銘柄に分散されているのはVYMですね。
しかし基本的に50以上の銘柄に分散されていれば、分散が図れていると考えて大丈夫です。
そのため3つとも分散が図れています。
それぞれの手数料
ETFは運用会社にて運用されるので、手数料がかかります。
この手数料は経費率という形で多いか少ないかを見ることができます。
経費率は安ければ安いほど私たち投資する身としてはありがたいので、ここのチェックは欠かせません。
VYM...0.06%
HDV...0.08%
SPYD...0.07%
3つともが経費率0.1%以下なのでかなり安く抑えられていると考えて大丈夫です。
経費率に関しては差がないと言えるでしょう。
それぞれの構成銘柄
では、それぞれの構成銘柄の上位10銘柄を見てみましょう。
VYM
- Johnson&Johnson(3.89%)
- P&G(3.23%)
- JPMorgan(2.96%)
- Verizon Communications(2.41%)
- Pfizer(2.16%)
- AT&T(2.13%)
- Merck&Co(2.05%)
- Intel(2.04%)
- Cisco Systems(2.02%)
- Comcast Corp(1.96%)
- AT&T(9.33%)
- Exxon Mobil(8.25%)
- Johnson&Johnson(7.02%)
- Verizon Communications(6.77%)
- Chevron(5.92%)
- Pfizer(5.90%)
- Merck&Co(4.19%)
- Coca-Cola(4.15%)
- Cisco Systems(3.63%)
- Pepsico(3.62%)
SPYD
- CF Industries Holdings(1.39%)
- PPL(1.38%)
- Federal Realty Investment Trust(1.37%)
- Williams Companies(1.37%)
- Xerox Holdings(1.36%)
- Leggett&Platt(1.36%)
- Hanesbrands(1.36%)
- Ventas(1.36%)
- Comerica(1.34%)
- Simon Property Group(1.33%)
2020年8月16日現在
VYMやHDVはアメリカの大型メジャー株が多く組み込まれています。
対してSPYDは日本では馴染みのない企業がありますが、いずれもアメリカでは認知度の高い企業です。
構成比はVYMが上位10銘柄で24.85%であり、比較的均等に分散されていますが、
HDVは58.96%と偏りが見られます。
SPYDは均等分散型と呼ばれるETFなので、各銘柄構成比は1.3〜1.4%とほとんど均等に保たれています。
構成比に偏りがあると、比率の高い銘柄の影響を受けやすいという点は把握しておくべきポイントですね。
それぞれのセクター構成
米国株には業種、産業ごとのセクターと呼ばれるものが存在します。
- 生活必需品
- ヘルスケア
- 公益事業
- 情報技術
- 資本財
- エネルギー
- 通信サービス
- 一般消費財
- 金融
- 素材
- 不動産
これらのセクターに分散投資されているかもリスクを抑える上では重要です。
では、それぞれのセクター構成比を見ていきます。
VYM
金融(18.7%)
ヘルスケア(15.0%)
消費財(13.9%)
情報技術(10.3%)
資本財(10%)
公益事業(9.2%)
消費サービス(8.2%)
エネルギー(6.2%)
電気通信(4.7%)
素材(3.8%)
HDV
ヘルスケア(21.77%)
エネルギー(19.62%)
電気通信(16.19%)
生活必需品(10.05%)
公益事業(10.03%)
資本財(9.31%)
情報技術(6.84%)
金融(4.10%)
素材(0.84%)
一般消費財(0.74%)
SPYD
金融(23.81%)
不動産(17.99%)
エネルギー(12.11%)
公益事業(10.98%)
情報技術(8.68%)
電気通信(7.51%)
素材(6.39%)
一般消費財(5.17%)
生活必需品(4.95%)
ヘルスケア(2.42%)
3つともセクターの分散も図れています。
VYMは金融
HDVはエネルギー
SPYDは金融と不動産
に重点が置かれていることがわかります。
VYMとSPYDは金融政策、HDVは原油価格の影響を受けやすいことも見えてきますね。
しかし、SPYDの場合は不動産セクターにも多く投資しているので、景気変動の影響が他の2つよりも受けにくくなっています。
それぞれのメリット・デメリット
お待たせしました!!
それでは、最後にそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
VYM
3つのETFの中で最も運用期間が長く、参照可能な過去のデータが1番豊富です。
過去、概ね6%の増配を続けており、今後も期待できるところですね。
また、3つの中で1番銘柄数も多いため、1銘柄から受ける影響も少なくなります。
しかし、配当利回りは3つの中で最も低くなっています。
短期間で多くの配当金を得るというのには向いていないと見ていいでしょう。
HDV
HDVは財務の健全性が高く、高配当な銘柄に分散投資されています。
配当利回りとしては、SPYDとVYMの間に位置します。
銘柄数は3つの中で、最も少ないので株価の変動においては1銘柄の影響を受けやすくなります。
SPYD
SPYDのメリットは、配当利回りが最も高い点です。
若年期から配当金という定期的に生まれる不労所得を最大限、享受したい方におすすめです。
ただ、運用開始日が2015年であることからリーマンショック時にどの程度暴落したのかというデータがありません。
暴落時の下落に関しては十分なデータがない点はデメリットです。
また、銘柄数もVYMに対して少ないので、HDV同様株価の変動において1銘柄の受ける影響は高まります。
まとめ:自分に合ったものに投資しよう
以上、それぞれの特徴やよさを紹介しました。
それぞれの特徴を知り、自分に合った投資先を見つけていただきたいと思います。
※投資によるいかなる結果についても、責任を負うことはできません。投資は自己責任ですので、自分でよく考えて行動してください。
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