
今回は、大人たちもいま熱狂的に受けたい授業とされている末永幸歩さんの著書『13歳からのアート思考』からアート思考とは何か?について紹介します。
本書を通して、これまでの自分の考え方や価値観がかなり大きく揺さぶられるはずです。
とてもおすすめの書籍ですので、ぜひ手にとって読んでみてください。
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日本人の考え方
アート思考の説明に入る前に、まずは日本人の考え方の特徴を理解しましょう。
日本人の特徴として、社会的に正しい行動や考えに沿う力がとても優れています。
一方で、自分の考えや主張を示す力はめっぽう弱いと思います。
また、考え方としても
自分なりの基準・価値観で判断するというよりは、他者や集団の基準・価値観で判断し、行動していることが多いのではないでしょうか。
学校でも基本的に集団での行動が最優先されますし、自分なりの判断で動く機会は極端に少ない環境の中で、幼い頃から生活してきた私たちにとっては当たり前の結果だと思います。
しかし、だからといってこれからもこのような他者に依存しすぎた価値観にとらわれていると、変化がより激しくなり価値観もさらに多様化していく時代の中では通用しなくなることが増えていくはずです。
この日本人的考えに対して警鐘を鳴らし、これからの時代に本当に大切になる考えとして「アート思考」があります。
それでは次にアート思考とは何なのか?について詳しくみていきましょう。
アート思考=自分なりの見方
アート思考で常に求められることがあります。
それが、自分なりの見方・考え方です。
先ほども述べましたが、日本人の多くは社会が定義した価値観にとらわれすぎているあまり、自分なりのものの見方や考え方を喪失してしまっています。
これからの正解の見えない時代の中で日本人が世界と渡り歩くためには
- 自分なりのものの見方で世界を見つめる
- 自分なりの答えを生み出す
- そこから新しい問いを作る
これができる力が必要となります。
この力を手に入れるため、自分自身の内部にある興味や関心、疑問に触れながら探究し続ける活動こそがアート思考なのです。
そして学校教育でも子どもたちの将来のためには、今こそアート思考を身につけるための授業を意識的に行わなければなりません!
それでは次にアート思考を手に入れるために常に意識しておくべきことを紹介します。
アート思考エクササイズ
では、アート思考を手に入れるためのエクササイズを紹介します。
どこでも行えることですので、ぜひすぐに実践してみてください。
また学校の先生は授業を作る際に、今から伝えるポイントを意識していただけると子どもたちのアート思考を育むことができます。
例えば、何かあるものを選んだとします。
コンビニなどで買い物をすると、なんとなく選んだで済ませてしまうことが多いのではないでしょうか。そんなことも考えずに手に取っていることもありますよね。
ですが、アート思考を育むなら、この瞬間も大切な学びの場です。
「なぜ/どうして」選んだのかを具体的に考えてみてください。
例
どうして今日はこのジュースを選んだのか?
なぜいつもの店でなく、この店に来たのか?
また、絵や音楽、書籍などを用いてアウトプット鑑賞と呼ばれる鑑賞方法を取り入れるのもアート思考を鍛える上でおすすめです。
絵を見たり、音楽を聞いたり、本を読んだりして
自分が感じた意見に対しては、「どこからそう思ったのか」という事実を見つけ
事実を発見したら「そこからどう思うのか」という意見を考えてみてください。
このように自分なりの見方・考え方を意識的にアウトプットすることが大切になります。
終わりに
これからの時代
他人から与えられたゴールに向かって課題解決していく人よりも
自分の好奇心や内発的な関心からスタートし、価値創造をしている人の方が重要視されてきますし、価値観が多様化した中で後者の方がより生きやすくなるはずです。
自分なりのものの見方や自分なりの答えを見出せる人は、正解の見えない世界を必ず強く生き抜きます。
ぜひ皆さんも自分なりの見方・考え方を鍛え、アート思考を手にしてください。
新しい時代はアート思考によって生み出されるはずです。
『13歳のアート思考』ではより詳しくアート思考について解説されています。
体験型の書籍となっており、非常に楽しくそして分かりやすい内容となっています。
おすすめの書籍ですので、ぜひご一読ください!