
このように悩まれている方は多いのではないでしょうか。
市場の値動きが激しい中では、なかなか個別株にガッツリと資金を投入することに躊躇ってしまいますよね。
値動きの激しさを抑えたいという方におすすめなのがETFです。
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今回は、ETFの中でも、比較的最近登場したもので配当重視・成長重視それぞれ紹介します。
こんな方におすすめ
- 新しいETFを探している
- 成長が期待できるETFを探している
- 高配当のETFで且つ日本円で配当が受け取れるものを探している
※本記事は、楽天証券の情報をもとに記載しております。
そもそも株価はどのように決定されるの?

企業の株価は
EPS×PER
で決まります。
参考
EPSとは
1株あたりの利益
PERとは
株価収益率
を表しています。
さらに日々の株価の影響には、個別要因と市場要因が考えられます。
個別要因とは、企業の業績や発行済株式数などであり、市場要因とは、金利や為替変動、政策や社会情勢などがあります。
このような要因が組み合わさることで、株価が日々上下するわけです。
企業の特徴について
企業には、大きく分けて2つの特徴があります。一つは市場で圧倒的な地位を確立しており、成熟した企業、もう一つは、市場に潜在的な価値が眠っており、今後大きな成長及び圧倒的な地位を確立していくであろう企業です。
すでに成熟した企業は、安定的な株価と安定した配当を株主にもたらしてくれ、今後大きな成長が期待できる企業は、株価の急上昇をもたらしてくれます。
では、それぞれの企業の特徴を見ていきましょう。
業績の質が高い企業
市場で圧倒的な地位を固め、成熟した状態の企業というのは、業績の質が高い企業とも言えます。
安定した財務基盤やビジネスモデルを有し、収益を生み出す力が高いことや、利益を積極的に投資家に還元していることが、成熟した企業には見られます。
判断材料
- 高い自己資本比率
- ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)の高さ
- キャッシュフローの推移
- 増配傾向
企業の例として、ペプシコ(PEP)やジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)などが挙げられます。
業績の成長性が高い企業
革新的なサービスやモノを生み出し、急成長を遂げてきた企業や、社会の構造的な変化に伴い、高い成長が見込まれる企業のことを指します。
判断材料
- 市場の成長率
- 売上高成長率
- 利益の成長率
企業の例として、エヌビディア(NVDA)やアップル(AAPL)、テスラ(TSLA)などが挙げられます。
おすすめETFについて
個別の企業に重点的に投資するというのは、大きなリターンもありますが、一方でリスクもあります。
やはりリスクを感じてしまうという人にとっては、投資のプロによって選定された企業に分散投資されているETFがおすすめです。
ETFの中でも、安定した配当を狙ったものや、今後の成長を狙ったものなど、多数あります。
そこで、ここからは、配当面にウェイトを置いたETF及び、成長面にウェイトを置いたETFを紹介していきます。
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新NISAでも作れる!配当金狙いの米国株おすすめ企業10選を紹介します。
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配当面を考慮したETF
配当面にウェイトを置いたETFは以下のものです。
- GXUS配当貴族(2236)
- グローバルX 高配当・優良・米国株ETF(QDIV)
GXUS配当貴族(2236)
25年以上連続増配をしている米国の高配当企業へ投資をし、「S&P500配当貴族指数」を円換算した値の変動率に一致させることを目的としています。
成長を続け、利益の増加により、連続的に増配を続ける企業への分散投資であるため、インカム・キャピタルゲインの両方が期待できます。
情報
銘柄数 67銘柄
経費率 0.3025%
配当利回り 1.52%(2024/3/29)
組入上位10銘柄(ティッカーシンボル)
- NOBL
- ECL
- LOW
- CAT
- LIN
- GWW
- EMR
- WMT
- NUE
- DOV
ポイント
- S&P500指数構成銘柄のうち、25年以上連続で増配している銘柄に投資している
- 安定した配当と企業の高い収益性により、バランスの取れたパフォーマンスを発揮する
- 年6回の分配がある
- 米国での配当金にかかる課税を調整した上で配当金がもらえる
グローバルX 高配当・優良・米国株ETF(QDIV)
グローバルX 高配当・優良・米国株ETFは、S&P500クオリティ高配当インデックスのパフォーマンス(手数料及び経費控除前)に連動する投資成果を目指すものです。
クオリティスコア(収益の創出+収益の質+財務の健全性)と配当利回りの両面で、S&P500のユニバースの上位200に入る企業に投資をすることで、安定的な株価及び配当を享受することができます。
情報
銘柄数 77銘柄
経費率 0.20%
配当利回り 3.09%(2024/3/29)
組入上位10銘柄(ティッカーシンボル)
- RL
- TPRI
- VLO
- HIG
- EBAY
- MRK
- EMR
- QCOM
- TROW
- VTRS
ポイント
- S&P500のユニバースの上位200に入る米国株で構成させている
- 分散が効いており、相場の下落時にも資産を比較的守りやすい
- 毎月分配であるため、配当金を得られる実感がある
成長面を考慮したETF
配当面にウェイトを置いたETFは以下のものです。
- GXUSテック・トップ20ETF(2244)
GXUSテック・トップ20ETF(2244)
コンテンツプラットフォーム、クラウド、eコマース、ロボティクス、半導体など米国を代表するテクノロジー関連企業への投資を行い、「FactSet US Tech Top 20 Index」の変動率に一致させることを目指しています。
どの分野も今後さらに市場規模の拡大が期待されているため、今後大きなリターンがもたらされる可能性を秘めています。
情報
銘柄数 20銘柄
経費率 0.4125%
組入上位10銘柄(ティッカーシンボル)
- NVDA
- AMZN
- AVGO
- META
- MSFT
- AAPL
- GOOG
- TSLA
- INTU
- PDD
ポイント
- 米国を代表するテクノロジー関連企業20社に集中投資を行う
- ナスダック100指数を上回るパフォーマンスが期待できる
- 日本時間に円で売買可能
- 年2回の銘柄入れ替え・リバランスを行う
終わりに
以上、配当や成長という観点から3つのETFを紹介してきました。
これらのETFは設定日も比較的新しく、ETFとしてもこれからの成長が期待できそうです。
この記事を読んで、それでもやはり個別株に投資したいなと思われる方には、以下の記事をおすすめします。
投資の神様ウォーレン・バフェットが企業の状態や将来性を判断する際にどのような点を見ているのかについてまとめています。
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