
このような悩みを解決します。
こんな方におすすめ
- 2021年のパランティアの決算が気になる
- パランティアが成長しているか知りたい
- パランティアに投資しようと考えている
米国政府と関わりが深く、現在商業分野の収益でもメキメキと成長しているデータ分析企業パランティア・テクノロジーズ。
ビックデータの分野で覇権を握るのではないかとも言われていますが、実際の業績はどうなのでしょうか。
今回は2021年の決算について確認していきます!
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パランティアの通年の決算を分析(2018年〜2021年)
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パランティア・テクノロジーズ2021年の決算
決算の確認は以下の記事に書かれた内容をもとにしております。
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バフェットが実践する将来有望な企業を見きわめる米国株決算の読み方
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損益計算書(PL)
売上高
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| 341.2M(YoY+49%) | 375.6M(YoY+49%) | 392.1M(YoY+36%) | 432.8M(YoY+34%) |
※YoY(year over year)は前年同期比のこと
四半期ごとに売上高が伸びている点、そして前年比でも成長できている点は評価できます。ただQ3での前年比が他と比べて鈍化したことはQ3発表後にあまり株価が上がらなかった原因ではないでしょうか。
Q4についてもYoYは鈍化していますね。
売上コスト
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| 74.1M | 90.9M | 86.8M | 87.5M |
売上コストも安定して抑えられています。高粗利率が出せる要因になっていますね。
粗利・粗利率
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| 267.1M | 284.7M | 305.3M | 345.3M |
| 78.2% | 75.7% | 77.8% | 79.7% |
一貫して80%近い粗利率が出せているので、私はこの点に競争優位性があると考えています。
SAG費
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| 282.6M | 320.3M | 302.9M | 320.0M |
販売及び一般管理費にまだまだ費用がかかってしまっています。
ここの数値が低くならないことには純利益も上がってきません。
ただ、2018年〜2020年までは粗利に対するSAG費が150〜180%であったのに対し、2021年は四半期ごとを見ると99〜110%にとどまっているので改善されてきていることがわかります。
研究開発費
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| 98.4M | 110.5M | 94.3M | 84.1M |
研究開発費は抑えられている方が良いと個人的には思っています。
多額の研究を要することで利益が出る企業と、研究にそこまで資金を流さなくても利益が出る企業がある場合、後者の方に競争優位性を感じるためです。
パランティアはどうかというと、2020年は560.7Mでしたので、このままのペースで2021年を終えると研究開発費を抑えられることになります。
純利益
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| -123.4M | -138.5M | -102.1M | -156.1M |
まだまだ純利益はプラスになりませんが、2020年のQ3の純利益は-853.3Mでした。それと比較すると少しずつ黒字化に向けて成長していることがわかります。
EPS
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| -0.07 | -0.07 | -0.05 | -0.08 |
一貫した上昇トレンドは2018年から現在まで見られていません。ここもなんとか右肩上がりになってほしいところです。
貸借対照表(BS)
現金及び現金同等物
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| 2339.437M | 2341.156M | 2335.068M | 2290.674M |
2020年は2011.32Mだったので、そこからさらに増やしていることになります。倒産リスクの低さがわかります。
総負債
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
| 1208.242M | 1006.71M | 976.271M | 956.420M |
負債も減っている点は好感が持てます。
キャッシュフロー(CS)
| Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | |
| 営業 | 116.88M | 139.63M | 240.42M | 333.85M |
| 投資 | -0.71M | -1.41M | -216.04M | -397.91M |
| 財務 | 206.35M | 174.94M | 274.28M | 306.75M |
2020年Q4の営業CFが-296.61Mであったことと比べると2021年はQ1〜Q4にかけてかなり成長していることがわかります。
また、投資もQ3から急拡大している点も事業拡大への期待が高まります。
2022年Q1への展望
2022年Q1について売上は4億4300万ドル(2021年Q1は3億4000万ドル)を見込んでいます。
2025年まで年間30%以上の成長を考えていることは変わらず継続でした。
さらに成長していくことを期待したいですね!
まとめ
以上2021年のパランティアの決算についてでした。
ビックデータ分析の分野は今後さらに需要が高まってくることは間違いありません。
決算を見ているとパランティアが成長を現在しているところであることがわかります。
この調子で成長を続け、是非AI分野での覇権を握ってほしいと思います!
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パランティアの通年の決算を分析(2018年〜2021年)
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